世界に1本だけ!使うほどに風合いを増す「天然木のボールペン」[アルアート:岐阜県山県市]

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世界に1本だけ!使うほどに風合いを増す「天然木のボールペン」[アルアート:岐阜県山県市]

株式会社アルアート 社長 長野 宗一郎様 岐阜県山県市出身

 

仕事でも日常生活でも使うことが多い筆記具といえばボールペンです。誰でが1本は持っているのではないでしょうか。安価なものも多いですが、一生使い続けたいと思えるようなボールペンを1本は持っていたいものですね。

ボールペンの持ちやすさと書き心地を決めるのは「軸」の部分。株式会社アルアートのボールペンは軸が天然木で、持つたびに木の温もりや木目の美しさを触れることできます。

 

 

DNAとして受け継がれる木への想い

 

天然木のボールペンを作る株式会社アルアートは、岐阜県山県市に本社を置く一枚板の家具などを製造販売する会社です。社長の長野宗一郎さんは、曾祖父から祖父、父、兄と4代続く大工の家系に生まれ、幼いころから木に親しんで育ちました。長野さんの木に対する熱い想いは、曾祖父の代からDNAとして脈々と受け継がれたものです。

長野さんは、大学で経営学を学んだ後、棟梁である父のもとで本格的に大工の修行を開始。種類によって特徴や性質が違う木の加工技術を学びました。兄が大工を継いだため、2009年に一枚板を使ったテーブルやイスなど家具を製造販売する株式会社アルアートを設立。

自ら木材を仕入れ、製材から加工、販売まで一貫して手がけることで、市価より大幅に安い価格で自社デザインの製品を販売しています。高品質なものを低価格で提供するのがアルアートのポリシー。「経営者の立場からすると、もう少し利益を考えなきゃならないんですけど、たくさんの人に木の良さを知ってもらいたいんですよ。」と長野さんは笑いながら話します。

長野さんはまだ30代半ばの若さ。アルアートには4人の職人さんがいますが、全員が30代です。「技術も大切だけど、木を大切にする気持ちをどれだけ持っているかが一番大切」と職人さんに信頼を寄せています。

 

 

自然が大切に育てた木を無駄にしたくない

 

アルアートが扱う一枚板とは、大きく育った1本の木から切り出した板のこと。一枚板となるのは、最低でも樹齢100年以上の巨木。なかには樹齢200~300年にもなる木が使われることもあります。また、原木はしっかりと乾燥させなければ割れてしまうため、乾燥させるのに2~5年もの時間が必要です。

そのように長い年月をかけて生まれた貴重な一枚板ですが、テーブルなどの家具を作る際には、どうしても端材が出てしまいます。通常、端材は使い道がないため捨てられています。アルアートでもお金を払って処分していたそうです。自然が長い間大切に育てた木を無駄にしたくない、なんとか有効活用する方法がないかと、社員全員で考えたどり着いたのがボールペンだったそうです。

ボールペンを製品化する前には、箸やスプーン、まな板なども考えたそうですが、「ボールペンが一番木に触れてもらえる。」と作ることを決めたそうです。

 

 

木にあまり触れたことがない人にこそ使ってほしい

 

このボールペンが完成するまでには、20種類以上もの試作品を作ったそう。握りやすさや持った時の重量バランスなど、社員全員で一番使いやすいデザインに探り、シンプルだけど最も木に触れられるこの形にたどり着きました。

軸に使われている木の種類は、神代欅、ケヤキ、トチ(栃)、ブラックウォールナット、ヒノキ。木は種類によって色合いや木目が異なります。また、同じ板から出た端材であっても場所によってさまざまな木目が現れます。天然木のボールペンの魅力のひとつは、全く同じものがなく、世界に1本だけのオリジナルということです。また、使い込むほどに風合いや趣が増すのがもうひとつの魅力。使えば使うほど魅力的になって愛着が生まれる、まさに一生モノのボールペンです。

 

アルアートのボールペンは、職人が1本1本手作業で作り上げています。端材を使っているとはいえ、その手間を考えたらかなりのお手頃価格。その理由は、1人でも多くの人に使ってもらいたいから。木にあまり触れたことがない人にこそ、この天然木のボールペンを使ってもらって「木ってこんなに素晴らしいんだな」と驚いて感動して欲しいという、長野さんの想いが込められています。

アルアートの経営理念は「木の温もりと人の温もりで驚きと感動を与える」。この天然木のボールペンからは木の温もりだけでなく、長野さんや職人さんの人柄までも感じられます。世界に1本だけのボールペンで、木の素晴らしさを感じてください。

今回紹介した商品は...